京都大学が高大接続・高大連携活動の一環として、全国的に展開している学びコーディネーター事業を利用して、一貫4年医進コース・5年生を対象とした出前授業を行いました。2名の大学院生(学びコーディネーター)が来校され、生徒は文系・理系に分かれて授業を受けました。
「神仏の造形~信仰の美術~」と題した授業では、美術史は5W1Hを明らかにする学問であることや、神仏の造形から、作られた当時の人々の思いや考え方を読み取れることなど、仏像や神像の鑑賞のしかたについて、お話いただきました。また、「毒ってなんで体に悪いの?」という授業では、学びコーディネーターによる分かりやすい説明によって、毒に対する理解が深められ、さらに毒の研究が新規薬品開発や医学・農学分野、美容への応用などにつながっていることを、知ることができました。